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「光る君へ」 6話7話。

まひろと道長の交錯する思いと、過去の因縁が最高潮に絡み合って爆発してた5話。
兄道兼と兼家パパのセリフから、道長の絶望がこちらにまで伝わってくる素晴らしいラストで終わった5話。
二人の淡い思いなど見事にぶった斬る展開で、わあこれがいわゆる子供時代の終わりね、これからどうなっていくの、本格的に政争と一族内バトルに舞台が移っていくのかなドキドキ。
と思っていたら。
なんかー、引き続きまひろと道長のラブが継続してる。何なら加速してる。ぽややんとしてた道長が本気出してきてる。自分は加害者家族だから──だった道長のあの切なすぎるまでの負い目はどこに? びっくり。

いや、これもこれで面白いんだけど(それでもなお、という佑道長の熱情だと解釈して)、物語配分的に、二人のパートはもうちょっと比率が下がるものだと勝手に思ってて。(だって「大河」だし)
あ、もしかしてこっち路線をメインに行く大河なのかな今年のこれは?

もちろん、展開は非常にうまいし物語も面白いのよ? まひろ好感度高いし、応援してるし。こういうのもこれはこれで好きよ? ただ、蕎麦の口になってたのに、出てきたのがカレー南蛮だった、的な。
ちょっとまだ自分の中でチューニング中(笑)。
こんなことを言いながら、来週もヒジョーに楽しみっス。


ちなみに、右大臣家の皆様は兼家パパを筆頭に全員好き。左大臣家も好き。(もちろん倫子さまも)
清少納言(ファーストサマーウイカ)も、実資(ロバート秋山)も、藤原斉信(はんにゃ金田)も、ピッタリすぎて素晴らしい!