テレビつけたらたまたま放送していた、
「母の待つ里」(9/21)
わたしが見たときはすでに松嶋菜々子の物語で(Ep2)、しかも始まってからすでにちょっと経ってたんだけど、なんかすごい惹かれる空気で。
話の流れもわかんないのに、見入っちゃったよ。
宮本信子の母と松嶋菜々子・娘の物語。と思ったらどうも様相が違う。何これナニコレなにこれ??
映像といい、人物といい、とにかくすごい吸引力で(宮本信子の演技がものすごい)、やさしくてあったかくてハートウォーミングな展開なのに、なんか不安。不安というか不穏というか、すごい不安定で。
理由はドラマの中ですぐに開示されました。つまりここはテーマパークで、母の宮本信子はキャスト。村人もキャスト。松嶋菜々子を全力で癒やすための装置なのだそう。すげー。(発想もそれを実現しちゃう財力も)
だからここは一日限りの夢の国。でも──
みんなわかってるのに、作り物なのに、それでも本当が生まれてしまう。そこここに。母の中にも。娘の中にも。
と書くとありがちなハッピーエンドな流れを予想するかもだけど、ここは一泊50万。連泊なんてまず無理。(たとえお金があっても一定日数以上は運営から強制退去させられそう)
ドライにさようならの刻限。
名残惜しげな母だけど、その気持ちにウソはなさげだけど、また次のお客の母になる母。切なくて、そしてちょっとこわい…。(初見の感想)
てなことを考えてるうちに、松嶋菜々子エピは終了。
どうやら全4話で、見逃した第一話は中井貴一エピだったもよう。(二話連続)
次週(9/28)は佐々木蔵之介エピと最終話。
こんなん見るしかないやん!と一週間、待ちに待ちました!
(BSなのでプラスに降りてこない)(オンデマンドも考えたけど、それなら全話終わってから!)
つづく。
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ネットで感想漁ってて、原作が浅田次郎と知る。が、これは未読。
書籍買おうかとも思ったけど、ドラマのできがあまりに良くて、とりあえずガマンして、何もわからないまま次週を待つことを決意。